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Wind Monitor風力発電所向けシステム
Wind MonitorはSolarMonitorで採用している小型サーバHELIOSシリーズを中心に、各風車メーカーと通信試験を経て改良した、カスタム設計の監視装置です。Solar Monitor同様にカスタム設計のため、無駄が無くトータルでのコスト低減と安定した稼働が特徴です。また、ブラウザベースでの利用のため、OS等の更新の影響を受けません。
特徴
- 各電力会社出力制御、蓄電池併設発電所に適合特高~高圧の受変電設備、風力発電システムの監視はもちろんのこと、蓄電池の充放電など、弊社の豊富な実績から、お客様の求めるシステムを最適な設計で提供する事が可能です。
- 国内外の多くの機器メーカーに対応小型風力から最新の大型風力まで、多くの国内外メーカー設備との通信実績があり、発電所の規模やメーカーを問わず、監視システムの提供をすることが可能です。
- Solar Monitorとの連携Wind MonitorはSolar Monitorと共通のUI(ユーザーインターフェース)を使用しているため、太陽光発電所と風力発電所の一元管理や保守管理を行う事が可能です。
機能
1発電所の監視に必要な機能をワンストップで提供
発電所の運用に必要な遠隔監視機能をワンストップで提供し、オペレーションの効率化に貢献します。
発電設備に合わせたカスタム設計により、最適なインターフェースを実装。100MWを超える大型の風力発電所から、低圧連系の発電所まで豊富な対応実績を誇ります。
複数の発電所の発電実績やメンテナンス実績、売上実績、収集した運転実績を利用したパフォーマンス評価、防犯カメラ画像、マニュアル、図面等を一つのシステムで全て管理することができます。
2点在する複数の発電所も一元管理
複数の発電所を一つの画面にまとめて表示し、運転状況や警報の有無を一つの画面上で確認する事ができます。
また、全ての発電所の実績をまとめたレポートや、他のシステムにインポートするためのCSVファイル等を出力することができます。
レポートや出力ファイルの形式については、お客様のニーズに合わせてカスタマイズが可能です。
3クラウドのメリットを生かした多彩な運用
クラウドベースのシステムの利点を生かして複数の場所からのアクセスに対応。利用者ごとに表示する内容を制御する機能を生かして、遠隔監視、保守点検業務支援や売上実績管理等を一元的に運用することができます。
アクセス制御の例
- 事業主
- 全ての情報の閲覧・入力権限
- 主任技術者
- 全ての情報の閲覧・遠隔操作の権限を付与します。
- メンテナンス会社
- 保守作業内容の閲覧・入力権限を付与します。
- 建設会社
- 設備の引渡し前/引渡し後の性能評価のための権限を付与します。
5安心のセキュリティ対策
- 暗号化通信に対応
- SSL/TLS暗号化通信に対応。WEBサーバとブラウザ間の通信を暗号化しています。
- アクセス元制限機能
- WEBサーバへのアクセス元のIPアドレスを制限することが可能です。
(使用例)遠隔操作は特定のIPアドレスからのみ可とする。
- アカウント別権限設定
- アカウントへの権限設定により、遠隔操作可否、閲覧可能範囲を設定することができます。
- サーバの分散配置
- 東日本にメイン、西日本にバックアップサーバを配置。
東西どちらかで大きな障害が発生した場合でも、もう一方のサーバによりサービスを復旧します。また、日次でフルバックアップを行い、20世代前までのバックアップデータを東西2箇所に保存しています。
- ウェブアプリケーションファイアウォール(WAF)の実装
- クラウド側サーバには、セキュリティ対策としてWAFを実装しています。
WAFはサーバとの通信を解析・検査し、サイバー攻撃と判断された通信を遮断することで、システムを保護しています。